健康保険でカバーできない医療、健康保険でカバーすべきでない医療がある
国民に対して施せる医療は、幅広く存在します。しかし、国民皆保険の医療制度においては、提供できる医療サービスはごく一部に限られていると思って差し支えありません。そのごく一部に、ほぼ全医師が集まっています。
「病気になった人を治療する」
その目的のために国民皆保険は、誕生し、存在しています。主として現役世代から、保険料を徴収して、全国民の医療費にあてているのです。現役世代から強制徴収した金銭の運用ですから、最大効率性が追求されなければいけないのは当然です。健康保険を適用できる範囲は、「病気の治療」に特化して、狭められた範囲であることが要求されます。
ということは、
「健康保険でカバーすべきでない医療」
も存在するのです。
現状で健康な人が、そのまま健康で長生きできるようにする医療、つまり、健康管理と予防医学の分野、体重管理指導の分野、加齢に伴い衰えた身体を再建する分野、子供の成長を見守る分野、治療を拒否したガン患者の経過を見守る分野などは、すべて、「健康保険でカバーできない医療」「健康保険でカバーするべきでない医療」に属します。
四谷メディカルサロンはその分野に学問を創り上げ、その学問に基づく実践指導体系を築いてきました。