EPA体質度チェック採血
EPA体質か、アラキドン酸体質かを採血で調べます
食生活が欧米化して増えた病気(心筋梗塞、脳梗塞、大腸ガン、乳ガン,前立腺ガン)にかかりやすいか、かかりにくいかがわかります。
日本人本来の魚食体質を取り戻すために、EPAサプリメントを摂取している人がたくさんいます。また、これから摂取しようとしている人もいます。
あなたの身体に本当に必要ですか?その摂取量であっていますか?採血で調べることをおすすめします。
長年の食生活が体質を作り出します。だから、「長寿の食事、短命の食事」を軽く考えてはいけません。できあがった体質の結果、健康で長生きできるかどうかが決まるのです。
そして、その体質は、身体に蓄積した脂肪の種類で決まるのです。
お腹の脂肪をつまんでみてください。その脂肪の中身は、あなたが長年の食生活で食べてきた脂肪の種類を反映します。オリーブ油をよく食べてきた人は、オリーブ油の主成分であるオレイン酸がたくさん入っています。牛、豚の脂(あぶら)をよく食べた人は、飽和脂肪酸(※1)がたくさん入っています。
食成分の脂のうち、人体に本格的な薬理作用を与えるものが、2つあります。それが、エイコサペンタエン酸(EPA)とアラキドン酸です。EPA(青魚に多く含まれる)は善玉成分です。アラキドン酸(※2)は、まさに悪玉の脂で、血小板凝集作用を高めて(いわゆる血液ドロドロ)、心筋梗塞、脳梗塞の原因となります。また、炎症惹起物質でもあり、アトピー性皮膚炎などの○○炎や、ぜんそくなどを発症する体質の元となります。その悪玉のアラキドン酸の作用を抑えてくれるのが、EPAです。
ですから、あなたの身体の未来を予想し、健康管理計画を立てる上で、EPAとアラキドン酸が、どれくらいの割合で、身についているかは、重要なデータになるのです。
長年の食生活の結果、あなたの体質が決まります。欧米型食生活だとアラキドン酸体質になり、魚食が多い和食型体質だとEPA体質になります。
アラキドン酸体質になると心筋梗塞、脳梗塞、大腸ガン、乳ガン、前立腺ガンの発症率が高まります。
採血して、あなたの身についた脂肪の種類を分析し、EPA体質か、アラキドン酸体質かをチェックします。
※1:飽和脂肪酸:パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸など。冷えたら固まる特徴を持つ。ニキビ、吹き出物が多い体質の人は、飽和脂肪酸がたまっていることが多い。
※2:植物性脂肪のリノール酸が体内で変換されて、アラキドン酸になる。スーパーマーケットで売っているようなてんぷら油、ごま油、サラダ油、大豆油などの液体状の脂は、すべてリノール酸系である(シソ油、エゴマ油、アマニ油を除く)。