子供にこそEPAサプリメントを奨めるべきだ

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風本真吾の健康談話 vol.17

子供にこそEPAサプリメントを奨めるべきだ

背を伸ばす治療を通じて、多くの子供たちと会話してきました。治療の話だけではなく、親孝行のこと、人生どうあるべきかなどを話し込むことがしばしばです。
そんななかで、「俺がこの世を支えていくのだ」という気概、志を持つ子供が多いことには驚かされます。一方で「この世におねだりしながら生きていくのだ」という気配を漂わせる子供がいるのも確かです。
生まれてからの環境の何かで分化していくのだとは思いますが、本当に人それぞれ、千差万別だなあと思います。いろんな人たちがいて人間社会を彩っていきますので、どんな人間性でも微笑ましいかぎりです。ただし、人間社会のルール、マナーだけはしっかりと身につけてほしいものです。

背を伸ばすためには、肉をたくさん食べること

さて、子育てをするにあたって親が意識するのは、立派な体格に育てることや優れた知的能力を持たせることなどですが、今後は、未来にわたる「健康体質」を強く意識してほしいと思うのです。
身体を大きくするためには、栄養摂取効率、特にたんぱく質の摂取効率を意識します。つまり、「肉をたくさん食べなさい」と指導します。魚よりも肉のほうが、タンパク質の摂取効率がいいのは言うまでもありません。

EPA体質とアラキドン酸体質・・・肉食が増えるとアラキドン酸体質化

魚食が減り、肉食が増える。それに伴って脂肪の摂取量が増える。これを、食生活の欧米化といいます。
我が国では、食生活の欧米化に比例して、まだ若いのに心筋梗塞で死ぬ人が増えています。40歳前後で無念の若死にをする人たちです。その時、その死んだ人の親はまだ健在ということが大半です。
40歳代で大腸ガンを発症する人も増えています。乳ガンも増えています。すべて、食生活の欧米化によって、体質が変化したことが原因です。その体質の変化を、私は「アラキドン酸体質化」と呼んでいます。
もともと魚食民族である日本人の体内脂肪には、青魚系脂肪のEPAがたくさんついていました。食生活が欧米化すると、食用油系のアラキドン酸が増えてきます。このアラキドン酸が、強烈な毒物ともいえるもので、自分の脂肪の中にたくさん入り込むと、心筋梗塞、脳梗塞、大腸ガン、乳ガン、前立腺ガンの原因になります。一方、EPAはアラキドン酸の悪性作用を抑えてくれます。
そんなわけですから、健康管理においては、EPAとアラキドン酸の血中濃度を比較して、EPA体質であるか、アラキドン酸体質であるかを重視します。

「肉食好きなのにEPA体質」の人の特徴

さて、ある人の身体の状態を採血で調べて、アラキドン酸体質であったときには、EPA体質に変換してもらいます。それによって、心筋梗塞、大腸がんの発症率を強烈に下げることができるのです。
EPA体質への変換には、食生活による取り組みを行ってもらいますが、それだけでは不十分で、大抵はEPAのサプリメントが必要になります。EPAサプリメントを摂取してもらうと、数か月から数年でEPA体質へと変換できます。これで、とりあえず、一定の安心を得ることができるのです。
食生活が欧米化した今の時代、ほとんどの人がアラキドン酸体質になっています。しかし、肉食が多いのに、なぜかEPA体質を堅持している人がいるのです。
そんな人の子供のころからの食生活を聞いてみると、大抵、次のような返事が返ってきます。
「漁村に住んでいたので、子供の頃は売り物にならないような小さい魚ばかり食べていた」
「子供の頃は肉系が嫌いだった。大人になってからは好きになって、よく食べているけど」

子供の時にEPA体質にすることが、健康体質づくりの急所だった

つまり、子供の頃に徹底的にEPA体質にしておくと、大人になってから食生活がかなり欧米化してもEPA体質を維持することができ、心筋梗塞や脳梗塞、大腸ガン、前立腺ガン、乳ガンに対して予防力の強い身体になるのです。
医学的に考えてみます。子供のころは細胞分裂が盛んです。全身に60兆個できる細胞の細胞膜は脂質でできています。子供のころにEPAをたくさん摂取すると、この細胞膜に多量のEPAが入り込むことにより、大人になってからの脂肪細胞のレベルと異なる次元で、EPA体質を維持できるのです。

EPAサプリメントを奨めることに信念を持った

そんなことを考えているうちに、私は子供に対して、「身体を大きくしてあげるだけではなく、健康体質づくりにも気遣わなければいけない」という信念を持つようになりました。日本の未来を支える子供の健康体質づくりは、きわめて重要です。

身体を大きくするためには、肉食をガンガン奨めますが、同時にEPA体質にするために、EPAのサプリメントを奨めるべきなのです。EPAは体内で一部がDHAに変換されますので、記憶学習能力も高めます。そんな余禄も期待できるのですから、余計なお節介かもしれませんが、健康管理指導をメインとする私の立場上、信念を持って奨めるべきだと悟ったのです。

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院長:風本真吾

略歴

平成元年 慶應義塾大学医学部卒業
2年間研修医を経て同医学部内科大学院へ
平成4年 四谷メディカルサロン(現四谷メディカルクリニック)開設
現在に至る